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405.変数を宣言しない理由と日本語変数について

紹介しているサンプルVBAはすべて変数を宣言していませんし、 変数はすべて日本語を使用しています。ここではその理由を説明します。

【変数を宣言しない理由】 個人的には、メリットが多く、デメリットがないためです。
<ご注意> ミスなど防止の為「変数の宣言を強制する」のチェックを推奨していることが多いので、 初心者の方や私と異なった考えをお持ちの方は変数を宣言されることを推奨します。
(参考)設定画面キャプチャ 変数を宣言しない理由は、アップデートによる変数の書き換え時の宣言部分の 修正が不要だからです。これによって不要なミスや工数を大幅に削減できました。 ツール開発者として、1回作って終わりということはあり得ないので、 変数の書き換え場所が1箇所になる上、繰り返し修正する際も作業工数が大幅に削減できます。 例外として日付と文字列を変数で計算する際には型で不具合になりますが、 その時だけ限定的に変数を宣言する方法で十分対応できます。
【日本語変数を使う理由】 個人的には、メリットが多く、デメリットが少ないためです。
<ご注意> 別に日本語変数をおすすめするわけではありません。 日本語変数はほぼ見ないので英語変数にしたほうが一般的には 間違いないと思いますので、この点は補足しておきます。
まず、今まで数千行のコードを書いたVBAツールを無数に提供してきましたが、 日本語変数が原因で不具合などが出たことは一度もありません。 また、変数「最終行」だけでも複数必要になる場合が多々ありますが、 例えば、以下の場合、読みやすさが違い、作業工数にも大きく影響します。
日本語:「最終行_会社」「最終行_顧客」「最終行_一覧」 英語1:「lastrow_company」「lastrow_customer」「lastrow_List」 英語2:「lastrow_COM」「lastrow_CS」「lastrow_L」
いかがでしょうか?英語1や英語2のほうがわかりやすい方は英語を、 日本語がわかりやすいなら日本語を使った方がいいと思います。 結果、私は日本語の変数を採用しています。

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